DataViewのレコードの値(内容)でフィルタ処理する方法

  DataView のレコードを特定の条件でフィルタ処理するには、「RowFilter」プロパティを使用します。RowFilter プロパティに、行のフィルタ処理方法を示す文字列を指定します。
 フィルタ処理指定文字列は、列名の後に演算子とフィルタ処理をする値を付けます。値の指定は、引用符で囲んで行います。
【使い方】

 DataView の特定のレコードを、「RowFilter」プロパティを使用して抽出します。
  // dv は DataView
  // Column1 の値が 10 以上となる列を抽出する

  dv.RowFilter = "Column1 >= '10'";
【注意】
 フィルタ処理(RowFilter)した DataView のインデックスは、元のDataTable の Row コレクションのインデックスと一致しません。
 但し、DataView のインデックスで取得できる DataRowView の「Row」プロパティで取得できる DataRow は、元の DataTable の Row コレクションの該当行(DataRow)になります。
【参考】
 フィルタ処理方法を指定する文字列の詳細については、DataColumn クラスの Expression プロパティ のトピックを参照してください。
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